紫翠会第853回例会御通知 日 時  平成23年10月26日(水)午後6時 時間厳守 会 場 関西電力本店ビル 5階 521号会議室 講演者 政宗 貞男(京都工芸繊維大学) 演 題 「経済性の高い高効率核融合炉研究の現状と展望」 要 旨   核融合発電炉はベース電力需要を支える重要な発電方式として2050年頃の商用発電炉を目指した研究開発が進められている。国際熱核融合実験炉ITERが現在フランスに建設中であり、2025年頃から核燃焼プラズマ実験を開始する予定である。ITERのようなトカマク型核融合炉では強い外部磁場でプラズマを閉じ込めるために超電導コイルを使うが、より弱い磁場でプラズマを安定に閉じ込めることができれば、超電導コイルを使う必要はない。目安となるのはベータ値(プラズマ圧力に対する磁気圧力の比)であり、20%を越えるベータ値を実現できれば、経済性の高い核融合炉が成立しうる。逆磁場ピンチ(RFP)はトカマクよりも1桁弱い外部磁場でベータ値の高いプラズマを閉じ込めることが可能であり、経済性の高い核融合炉概念成立の可能性を持っている。このRFPを中心に、高効率核融合炉研究の現状を紹介する。     ご多用中とは存じますが準備の都合がありますので、代表の方は出欠をとりまとめて大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻 牛尾または関西電力鞄d力流通事業本部ネットワーク技術高度化推進グループ 小林までお知らせ下さるようお願い致します。 次 回  東芝       (11月16日) 次々回  京都大学    (12月14日)                                                      幹 事  牛 尾      (大阪大学)                                小 林      (関西電力)                [紫翠会ホームページ]                http://www.comm.eng.osaka-u.ac.jp/shisuikai/                [幹事連絡先]                 関西電力株式会社 電力流通事業本部 ネットワーク技術高度化推進グループ                            小 林                             電 話: 050-7104-0572                             FAX: 06-6441-7226                   e-mail:kobayashi.susumu@d4.kepco.co.jp